日本の伝統の一枚布『ふろしき』
画像:ふろしきの歴史
皆さん、「風呂敷」はご存じですよね?
そうそう、泥棒さんの象徴…ではなく、日本の心を象徴する“一枚の布”のことです。
昔は衣包(ころもつつみ)、平包(ひらつつみ)などと呼ばれ、室町時代頃にお風呂に入るときに広げて脱衣をして服を包んだことから「風呂敷」と呼ばれるようになったといわれています。
思いを包んだり、身を包んだり
いまでは身の回りのあらゆるものを包んだり、贈り物を持参するときに使用したり、首にステキに巻いてみたり、日本人にとって大切なアイテムとなっています。
現代の生活にマッチしたデザイン
私たちにとって身近な風呂敷には、個性を発揮するさまざまな文様が描かれています。
ツタの這う生命力を表現した唐草文様(あっ! 泥棒だっ! のイメージが強いけど…)や、連続する幾何学的な格子文様のほか、最近では鮮やか&華やかなカラーや模様を施したものがつくられ、現代の生活にマッチしたデザインの風呂敷が続々と誕生しています。
超撥水?!
そんないま! 注目されているのが、超撥水風呂敷『ながれ』。
カラフルでおしゃれなデザインがカワイイ! だけじゃなくって、その撥水性もとっても魅力!
突然の雨が降ってもお土産を守ってくれる。
お弁当などのシミ汚れからバッグを守ってくれる。
それだけでもかなり嬉しい、とってもかしこい風呂敷ですが、それだけにとどまらないのが『ながれ』のスゴさ!
超撥水だからなんと、、、
動画:YouTube
超撥水だからなんと、風呂敷にお水を溜めて運べてしまうんです…!!
…え、それってどうゆうこと? と思ったあなたはある意味正解。
でも考えてみてほしいんです。
例えば、誰かが道ばたで倒れていたら。
バッグからこの風呂敷をサッと取り出して、近くの公園にある水道から『ながれ』に水を溜めて、口元に運んで飲ませてあげる。
また生地に通気性があるから、ギュッと絞ればシャワーのように水を降らせることも。
だから、地震などの際にケガ人がいたら、傷口に水をたっぷりかけてあげることだってできちゃうんです。
いつもの風呂敷が、 いざという時に誰かを助ける
そう、いつもは普通に快適に使っている風呂敷が、いざという時に誰かを助けることができちゃうんです!
これぞフェーズフリーのかがみ! といいたくなっちゃうアイテム。
まさにイツモの逸物ですよね!