フェーズフリーのアイデアを考えるときに重要な“4つの視点”
モノやサービスなど、身のまわりにたくさんあるフェーズフリー。
そのアイデア生みだす場合には、まずは“4つの視点”をしっかりおさえておく必要があります。
その視点とは
「視点1:災害の原因となるハザードの種類」「視点2:被害レベル」
「視点3:フェーズフリーの対象」「視点4:活用のタイミング」の4つ。
それでは一つひとつ見ていきましょう!
視点1:災害の原因となる「ハザードの種類」
画像:フェーズフリー
災害は、さまざまな“原因”があって発生します。
地震・津波・洪水・噴火といった自然由来のモノもあれば、事故や紛争といった人的由来のモノもあります。
フェーズフリーのアイデアを考える時には、地震の際に役立つのか、大雨の時に使えるのか、事故に巻き込まれた際に活用できるのか…など、「ハザードの種類」を明確にしましょう。
視点2:「被害レベル」の規模
画像:フェーズフリー
一言で“被害”といっても、その規模はさまざまです。
日常の“転んだ!”といった「出来事」もあれば、救急車の発動を要する「緊急事態」、さらに大規模になると社会が壊滅的状況になる「大惨事」も。
フェーズフリーでは被害のレベルに、大きく5つの段階を設定しています。
視点3:「フェーズフリーの対象」
画像:フェーズフリー
年齢・性別・国籍など、そのプロダクトやサービスを享受する対象もさまざま。
フェーズフリーは赤ちゃんから高齢者、さらにはペットまで、あらゆる生命を対象にしています。
子どもにピッタリ、学生向け、高齢者に不可欠! など、使う人を想定しながらアイデアを育みます。
視点4:フェーズフリー「活用のタイミング」
画像:フェーズフリー
私たちは、この図のようなサイクルの中で生活しています。
日常を過ごす中、災害の原因となる危険に関する「①早期警報」になると非常時に突入。
「②災害発生」が生じると、その「③被害評価」を行い「④災害対応」を実施。
「⑤復旧復興」期を経て、再び日常へと戻ります。
このどこのタイミングで活用できるのか、フェーズフリーを考える時には考えておかなくてはなりません。
フェーズフリーは誰でも発信できて、誰でも享受できるもの。
この「4つの視点」を考えて、もっともっと、イツモとモシモをフリーに! しましょう。
フェーズフリーコンセプトサイト
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